以前上司から「成果を生み出すテクニカルライティング ートップエンジニア・研究者が実践する思考整理」という本は必ず読んだ方がいいということを言われていたので、ここ一週間ぐらいで腰を据えて読んだ。

白状すると、おすすめを聞いて半年以上経っていて、ようやく読むことができた。 ただ、これは新卒などのこれから社会人としてやっていく方や自己評価として頑張っているけどなかなか評価に繋がらない人は、これを今すぐ読むことをお勧めします。

元々これを自分が読み始めたきっかけは、一発でみんなに意図が伝わるドキュメントを書くのがあまり上手くなかったことから、ドキュメント作成がうまかった上司の人に相談したのがきっかけでした。

どうやらその上司の話によると、今のプリンシパルやマネージャーレイヤーの人たちはほぼこれを読んでいるということらしく、元となる考え方やフレームワークがあ理、自分はそれがわかってないという指摘を受け、この本を読めばその考えた方を身につけることができるというアドバイスをもらいました。

(その後すぐ、プロジェクトが忙しくなり、積読行きになってしまっていました…)

この本は、タイトル的にはテクニカルライティングの本というように思いますが、内容自体は「課題解決のための思考法」について書かれています。 それを最終的に表現するためのライティングについて書かれていますが、基本思考法についての本です。

具体的な内容については本を読んで欲しいのですが、大事なのは

というところなのかなと思いました。

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フレームワーク化し思考の自由度を下げることで、再現性を上げて誰もが課題解決の本質的な解決に向き合えるようになります。

しかし、フレームワークが思考の基本になっていることは確かですが、これに従っていればOKというわけではありません。

これらのフレームワークにおける最も大事なフェーズは「前提・背景」です。 この前提で、課題解決のプロセスにおける現在地を明確にすることが全ての始まりになるからです。 ひいては、この現在地と提案するアプローチの差分がその提案者のオリジナリティになります。

現在地を正確に把握できていないと、課題もそれに対する手法・アプローチもずれたものになってしまうことになり、この提案を評価する人を困らせることになってしまいます。 (何度自分もこのようなことをやってしまっていたか、読みながら思い返していましたw)

そして、上記のことを念頭に置いてさまざまなユースケースごとにどのフェーズに重きを置くのかを具体的な例とともに理解することができ、かなり実践的に課題解決に対する思考法を学ぶことができます。

今考えると、これらの考え方の基礎ができてないままこれまでの時間を過ごしてきてしまったことを後悔しています。 新卒の頃からこれを実践できていたら、現在の評価はもっと違ったものになっていたでしょう。

過去は変えられません、まだ若い段階でこの考え方を学ぶ機会をもらったことに感謝し、これからの未来を変えていくしかありません。

ぜひ、この本を読んで、考え方の基礎を磨きましょう。